約 1,416,855 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6152.html
真・女神転生IV FINAL 【しん・めがみてんせい ふぉー ふぁいなる】 ジャンル RPG 対応機種 ニンテンドー3DS メディア 2Gbyte 3DSカード 発売・開発元 アトラス(セガゲームス) 発売日 2016年2月10日 定価 6,648円(税別) レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ポイント 『IV』の続編マニアクスではない完全新作 女神転生シリーズ 概要 ストーリー 新要素・改善点 登場人物 主人公とパートナー達 その他登場人物 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 前作をベースにシステムやバランスなどを改良し、新しい登場人物で描かれる新しいストーリーとなっている。 前作と同じ岩盤で覆われた閉鎖空間・東京を舞台に、フリンが最終戦争へ挑む直前から物語が始まる。『真I』と『真II』の関係に近い。 ストーリー 203X年(*1)、閉鎖空間・東京。東京を覆う天井の上、東のミカド国からやってきたサムライ衆の一人、フリンの活躍で八部連合阿修羅会、ガイア教団といった東京を支配していた勢力は壊滅、さらに東京で最終戦争を繰り広げようとしていたルシファーとメルカバーに対抗しようとしていたフリンを人々は「希望の星」と呼ぶようになっていた。ある日、人外ハンター商会に見習いハンターとして所属する主人公は、ハンターの先輩のニッカリとマナブ、同じく見習いのアサヒと共に定期の食料調達にでかけた際にルシファーの配下の悪魔である堕天使アドラメレクに襲撃され命を落としてしまう。黄泉の国を彷徨う魂となった主人公は黄泉平坂で魔神ダグザに呼びかけられ、ダグザの「神殺し」として黄泉帰ることを選択する。 新要素・改善点 パートナー 前作の「同行者」を発展させたシステム。メインパートナーを選ぶと戦闘中にそれぞれ異なったスキルで戦闘をサポートする。 メンバーのスキルについては下記の登場人物の項目参照。どれも個性があり、場面と戦略にあったパートナーを選ぶことが重要。 今作ではパートナーもレベルアップし、レベルに応じたスキルを覚えるようになる。 前作のように耐性無視して突貫する味方と異なり、今作では敵の耐性に合わせた攻撃を行ってくれる。(無効、反射、吸収される敵しかいない時は攻撃をしない) さらに倒れても一定時間経過後に自力で復活する。回数制限もないため最悪デコイとして利用することも。 メインパートナーが一定回数行動すると「アシストアタック」という強力な攻撃が発動する。これはターン終わりに敵のターンを丸々潰しつつ同行しているパートナーのうち数人が回復と補助をしてくれた後、パートナー全員で一斉攻撃を仕掛けてくれるもので、戦力の立て直しやダメ押しに非常に有用。ちなみに、ボスの問いかけにどう答えるかによってゲージが増減する場合がある。 遺物を拾った際に、パートナーも一緒に拾ったりしてくれる。 また、パートナーは物語の進行に合わせて戦闘中や遺物拾い時に見せる反応が変化する。かなり細かく変化するのでパートナーを色々変える楽しみもある。 悪魔のスキル適性 悪魔ごとに扱うスキル属性の得意・不得意を表すスキル適性が追加。 スキル適性が高いと消費MP軽減・威力上昇といった恩恵があり、低いと逆に消費MPが増加し威力も低下してしまう。 ステータスを上昇させるより効果が高いため、単に「強力なスキルを持たせればよい」というだけではなくなり、合体の取捨選択がより悩ましくなった。 適性がプラス1以上の場合のみ、特定のアイテムを使って適性を成長させることができるが入手難易度が高い(*2)ため、気軽にはできない。 マイナス適性や適性0はどうやっても改善できない。 悪魔ステータスの改善 前作のような全ステータスゾロ目といったものはなくなり、個性が出るように調整された。 固有スキルも前作から増加している。 戦闘中ボイス 悪魔やパートナーに戦闘中ボイスがついた。攻撃時や倒された時など様々な反応を見せてくれる。 オーディンやミロクなど固有ボイスを持つ悪魔もいる。 アリスは前作ではウィスパー時などに固有ボイスを持っていたが今作では汎用ボイスになってしまい、「死んでくれる?」ボイスが聞けなくなった。 「ニヤリ」の仕様変更 ニヤリ状態になっても超回避はなくなり、敵がニヤリしても回避されてすぐ敵ターンということはなくなった。 また、ニヤリ状態になれるスキルやニヤリを解除するスキルも登場。 前回よりもニヤリになりやすいため、メンバー全員ニヤリで回復はなくなった。 ニヤリ時にのみ別効果が発動するスキルが登場。 即死効果のハマ・ムド系は今作ではダメージスキルに変更され、ニヤリ時に一定確率で即死効果が発動するように。 従来のハマ・ムド系魔法は相性に応じて敵を一撃で倒すというもので弱点属性であっても成功しないと弱点扱いにならなかったが、これによりプレスターンとの相性の問題で避けられがちだったこれらの習得意義が大幅に増している。 ヒスイの守刀 特定のポイントで霊力を補給し、障害物を排除したり遠くの遺物を取ったり、敵を追い払うこともできる。 これで入手できる異物は一度しか入手できないが、超貴重アイテムや大量の攻撃アイテムを入手できる。 霊力は移動すると減るためパズル的な要素となっている。 死者が扱う刀ということで主に幽霊のナバールが使用する。 ヒスイの守刀使用中はナバールが主人公の周囲を浮遊する。カメラが寄ると彼のプリケツを拝めるという誰得なサービスも。 ハンターメモ 人名、専門用語などが解説されている。前作をプレイしていない人でもこれを読めば大体のことはわかるため、目を通すといい。 パートナートピック 物語の進行状況に応じて仲間から送られてくるメッセージ。シリアスな悩みや笑いを誘うものまで様々である。 チャレンジクエスト 今作では物語の進行に応じて人外ハンター協会から依頼が直接来るような形になった。 悪魔会話で悪魔から依頼されることがなくなったため、こちらは残念がられている。 デジタルデビルサービス(DDS) 通常のすれちがい通信の他、インターネットを使ったすれちがいが行えるようになった。 インターネットでのすれちがいは、一度すれ違ってから2時間以上プレイ時間を開ける必要があるが、地方ユーザーでも気軽にすれ違えるのはありがたい。 悪魔2身合体 前作では削除されていたが、ユーザーからの要望を受けて復活された。 悪魔会話 会話内容は前作の使い回しではなく、ほぼ一新された。 会話中に悪魔がいなくなることもあるが、別の遭遇時に前回の会話の続きを行えることもある。 好感度のようなものがあり、何度か会話していると顔見知りとして接してくれるようになり、仲魔になりやすくなる。逆に、殺しまくっていると嫌われて即交渉決裂になる場合もある。 東狂 ストーリー中盤以降になると行けるようになるランダム生成ダンジョン。 特定階層にボスとして「魔人」が居座っており、倒すことで合体が解禁される。 前作のように低確率遭遇の為に何度もリセットを繰り返す必要はなくなった。 魔人戦は、発狂パターンの削除とプレスターンが3つまでと若干控えめになったが、代わりに10ターンという時間制限がついた。 HPは数万あるので、よほどダメージを突きまくらないと倒し切るのは難しい。 10ターン経過すると強制的に外に叩きだされるが、与えたダメージはそのままなので、粘りまくればそのうち倒せる(*3)。 DLCで最深部を開放することによって周回が可能になり、周回する度に敵のレベルが上昇し999レベルの敵が出現するエンドコンテンツになる。 魔人を倒すと前述のスキル相性強化アイテムやレアな装備品などをドロップするのだが、周回ごとに一度にドロップする数が増えていく。 なお、難易度が戦争(所謂「Normal」)以上でなければ挑むことができない。 魔人は、ニヤリ時に強化される特殊効果付きのHP・MP吸収攻撃(魔人専用スキル)と専用攻撃スキルを持ち、マタドールと黙示録の四騎士はさらに貫通スキルまで持っている。 マップ・ダンジョン 現在地点の地名が表示されるようになった。 ラージマップを拡大縮小ができるようになり、細かいところを見ることもできるようになった。 物語の目的地にマークが表示されるようになり、迷うことも少なくなった。 新宿や渋谷など前作で出たマップも使い回しではなく、新たに作りなおされている箇所もある。 地下街は小物が増えて、より生活感が増した。 ハシゴや穴を調べる時に、前作では十字ボタンを使って視点を変更する必要があったが、今作ではAボタンを押すだけで調べられるように。 ダンジョンには過去作でも登場した「回復の泉」が設置された。お金を払うことで全回復できるように。 新しいアプリ 毒エリアでのダメージを回避するアプリや、低レベルの悪魔が襲ってこなくなるアプリなど、便利なアプリが追加された。 エストマ復活 前作で大きな要望であったエンカウント回避魔法「エストマ」が復活。一定時間敵シンボルに体当たりすると吹っ飛ばす事ができる。 前作からのエストマソードも引き続き登場している。 メニュー画面から直接ショートカットで発動が可能であり、ユーザビリティが大きく向上している。 住人との会話 未読の会話があるとマップに「吹き出しマーク」がつくように。 前作では細かく住人と会話しないと世界観が見えない仕様だったが、今作ではハンターメモで世界観がわかるようになっている。 住人は住人で物語の進行に合わせてそれぞれ別のドラマを展開する仕組みになっており、スルーするにはもったいない作りになっている。 その他細かい変更点 アタックモーションが引きの動作をキャンセルして連打できるように。シンボルに空振りして先制される心配が減った。 前作より判定が早く発生するうえ範囲も大きい。明らかに届いてなくても切れたりするため、アクションが苦手な人でも被先制のリスクが減った。 また、前作より敵シンボルがこちらを追ってこないため、敵をよけやすくなっている。 宝箱を開ける際にきっちり正面に立たなくても開けられるようになっている。 ラージマップにおいて出現したシンボルが主人公を追尾しなくなった。 ただし細い道に居座られて倒さざるを得ない状況は起こりうる。また、ラージマップでアタックが出来ず先制されるリスクが生じる点は変わっていない。 悪魔全書の登録率が復活した(*4)。 専用スキルはウィスパーイベントによる習得は完全不可能になり、合体事故でしか継承できなくなった。 合体時にスキルの順番を自由に決められるようになった。合体後もメニューでスキルの並び替えがいつでもできる。 セーブスロット数が5箇所に増加(ゲームカード1箇所・SDカード4箇所) ちなみに、ゲームカードに保存する場合はSDカードに比べて所要時間が長めになっている。 前述の守刀で入手できるアイテムの中に3種類の宝石があり、これらを貴重なアイテムと交換できる。 とりわけダイヤモンドで入手できるアイテムが「プレスターンを常時+1」など非常に強力なのだが、普通にやると転生周回しないと入手できない。 基本となるフォントが前作のややポップなゴシック体からシックな明朝体へと変わり、ニヒルな世界観によりマッチする表現となった。 登場人物 + 長いので折りたたみ 主人公とパートナー達 主人公(CV 下野紘) 人外ハンター商会の見習いの少年。アドラメレクに襲われ命を落とすがダグザと契約し、黄泉帰る。 前作と違い、死んでも復活できるのはこのダグザのおかげとなっている。 デフォルトネームではなくキャラ名として「ナナシ」が設定されており、名前を変更してもアサヒからはナナシと呼ばれる。 変更した名前は、ハンターとして活動する際に登録するハンターネームという扱い。 アサヒ(CV 清家とも子(*5)) 主人公の幼なじみの少女。人外ハンターに憧れ、手柄を挙げようと奮闘する。 明るく前向きな性格の正統派ヒロインだが、人外ハンターへの憧れの強さから功を焦っている面がありそれがトラブルにつながることも。 メインパートナーにすると回復でサポートしてくれるが、終盤に覚醒するまでは(彼女が連れている)仲魔が言う事を聞かず勝手な行動をする事があり、安定しない。 序盤に(おそらく先輩ハンターの遺品であるスマホをいじって)「扱えるようになった」と発言しており、制御が利かないのは正規契約外の悪魔だからと思われる(*6)。 高レベルになってから覚える「チアリング」は味方にニヤリを付加する強スキル。 年下のトキが主人公に近づいてあれこれやった時に「むーっ」とやきもちを妬くシーンがお約束になっている。 ナバール(CV 大畑伸太郎) 前作にも登場した元サムライの青年。つまらないことで命を落とし(*7)、幽霊となって成仏できないでいたが主人公が認識できたため取り憑いた。 今作ではお調子者で臆病だがやるときはやる憎めないキャラになっており、前作の憎たらしい性格で嫌われながら醜態を晒して終わった残念なキャラを知っている人はそのギャップに驚くことになる。 メインパートナーにするとアイテムや補助魔法を使ってサポートしてくれる。アイテムは初見の敵でも確実に弱点を突くように使ってくれるし、補助魔法の大切さはシリーズ経験者なら言わずもがな。 実質、全属性を扱える上に補助魔法まで使えるという、非常にオールマイティなパートナー。その反動なのか、終盤のパワーアップイベントがない。 前回、半ば精神崩壊して記憶を失っていたはずだが、何故回復したのかは説明されておらず不明である。 ノゾミ(CV 園崎未恵) 前作にも登場した元ハンター&写真家で人間の女性だが、前作で関連クエストを完遂した流れで現在は妖精の女王として妖精の森を治めている。グラフィックも変更された。 前作ではやや頼りない面の目立つキャラだったが、今作ではパートナー内でも(幽霊のナバールを除けば)年長であることもあってか、個性や所属がバラバラな主人公一行をまとめ上げる姉御肌となっている。ただし妖精たちには甘い。女神ダヌーの力を受けている。 メインパートナーにすると銃を使った攻撃やカメラで状態異常を起こす攻撃を使ってサポートする。状態異常によるニヤリ解除効果はもちろん、ニヤリ解除の追加効果を持つ攻撃も使用できるためニヤリを活用する敵にはうってつけ。 ハレルヤ(CV 増田俊樹) 阿修羅会に所属する少年。聖獣チロンヌプという悪魔を使役している。少し頼りなさげだが、人当たりはいい。 メインパートナーにすると状態異常を防いだり、食いしばり効果を付与したりする。特に迷子を確実に防いでくれるのはすべての中で彼のパッシブスキルのみ。 前者は「バステ無効の耐性付与」なので、当然敵がバステを使ってくれればプレスターンを削れるし、運が良ければニヤリもする。 ゲーム中盤から終盤に状態異常を多用する強敵がおり、そのボス相手にはまさに「救世主」と呼べるほどの活躍を見せたりする。 後半のあるイベントで隠していた自らの出自を明かし(*8)、それ以降は魔法を使った攻撃も行うようになる。威力は高いが相変わらず補助中心の行動を取ることもありダメージ効率は意外と悪く、また逆に攻撃にターンが割かれることで補助の使用機会が少なくなることが不便と感じられる向きもある。 ちなみに、チロンヌプはクリア後の2周目データで作成できる。LVが低めのわりにはかなり遅い時期だが、やはりバステ封じ&食いしばり付与は凶悪と判断されたのだろうか。 ガストン(CV 前田剛) サムライ衆(*9)の青年。ナバールの弟だが、家名を汚した犯人として兄を恨んでいる。汚名返上にこだわるがあまり手柄を挙げることに執心し、周りと足並みを揃えようとしない。 現サムライの中で実力ナンバーワンだが自身の実力を過信しており、その横暴な性格は前作のナバールを彷彿とさせる。 資料集によればナバールとの年齢差は9歳。ガストンが18歳であるため享年25歳のナバールは2年間孤独な浮遊霊であった計算になる。 サムライだが悪魔を使役せず、槍を使った物理攻撃メインでサポートする。攻撃力は高めだがある欠点が存在する(後述)。 実はこのゲームでの単体威力で最強なのは彼の技。パーティメンバーなので使う場面をこちらが選べないのが欠点だが…。 トキ(CV 久野美咲) ガイア教団の暗殺者の少女。メンバー中最年少の14歳だが、修行のため感情をほとんど表に出すことはない。 最初は仮面をつけているのだが後半は素顔で加わる。白面の化粧に麿眉、細い目つきなど顔立ち自体は整っているものの萌えを狙ったビジュアルではないが、あるイベントで年相応の感情むき出しな言動を見せる上にその影響からか主人公に対してデレデレになり、その時の言動もあって一部ファンの中で人気が爆発した。 主人公の部屋にも遠慮なしに入り込むが、あれこれするには「自分にはまだ早い」とのこと。 この性格変化には外的要因があり、それが消えた後は元に戻る…と思いきや、ちょくちょくデレる。 メインパートナーにするとターンの合間に割り込んで敵を即死させることがある(*10)。普段はいいのだが会話したい悪魔を先に殺されてしまう事もあるので、会話目的の場合は事前に他のパートナーにした方がいいだろう。 イザボー(CV 沢城みゆき) 前作から引き続き登場する女性サムライ。サムライとしての高い力量と優れた人間性を併せ持ち、特にアサヒからは「イザボー姉さん」と慕われている。拐われたフリンを救出するために同行する。 加入時のレベルが高く、四属性大攻撃と回復、能力アップバフと隙のない構成。しかし終盤はやや火力不足になる。 ハンターメモで「最近は耽美系に手を出した」と書かれており、そこを拡大解釈されてプレイヤーから「クサレビト」などいろいろ言われたりしている。 その他登場人物 フリン(CV 梶裕貴) 前作の主人公であるサムライの青年。「希望の星」として東京の民の信望を一身に集めている。 魔神クリシュナによって多神連合の目的の為に拐われる。 物語終盤に最終ダンジョンで主人公に同行するようになる。その際、条件を満たしていると悪魔会話「ファンド」をした時に「まだあるんじゃないか?」等と言いながら更に資金をむしり取る(通称:追いファンド)。しかもルートによってボイスが異なる(*11)。 ヨナタン(CV 神谷浩史) 大天使メルカバーとなったサムライの青年。 ルシファーと最終戦争を繰り広げていたが、多神連合に対抗するために一時協力体制を敷く。 とあるルートの最終戦では人間の姿に戻って戦ってくれる。 ワルター(CV 小西克幸) 悪魔王ルシファーとなったサムライの青年。 メルカバーと最終戦争を繰り広げていたが、多神連合に対抗するために一時協力体制を敷く。 とあるルートの最終戦では人間の姿に戻って戦ってくれる。 ニッカリ(CV 松本忍) 元自衛官のベテランハンター。主人公とアサヒのハンターの教師。 腕利きのベテランハンターとして信頼されていたが、アドラメレクに襲撃されマナブと共に命を落とす。 ムッツリ疑惑あり(*12)。 マナブ(CV 木島隆一) 主人公とアサヒの先輩ハンター。レゲエ風の格好をしており「ヤーマン」が口癖。 まだ若手(未成年)ながら中堅クラスの仕事をこなすなどハンターとして将来を嘱望されていたが、アドラメレクに襲撃されニッカリと共に命を落とす。 マスター(CV ふくまつ進紗) 錦糸町の人外ハンター商会のマスター。アサヒの父親でナナシの育ての親。「なってねえな」が口癖。 実はマスターのグラフィックは開発初期の主人公の案を流用したもの。その時にあった飛行帽はアサヒに受け継がれている。 フジワラ(CV 森田順平) 前作にも登場した人外ハンター商会のリーダー格。人格者で人望も厚い。 序盤のクエストや行動は主に彼とツギハギが指示を出してくる。 ツギハギ(CV てらそままさき) 前作にも登場した人外ハンター商会のメンバー。フジワラやアキラとは戦友で関係が深い。 フジワラと共に行動しており、各地の人外ハンターたちに指示を出している。 前作ではツギハギだらけの顔だから「ツギハギ」のあだ名になったと思われていたが、アキラによってツギハギのあだ名を付けられた後、天使たちとの戦いでツギハギだらけになったと判明する。ちなみに本名は明かされていない。 アベ(CV 諏訪部順一) タヤマなき後に組長代行として阿修羅会をまとめた人物。ルシファーを崇拝している。 ハレルヤは「兄貴」と呼んで慕っている。 ミイとケイ(CV 谷育子) ガイア教団ユリコ派のトップの双子の老婆。トキを暗殺者として育てた人物。 ミロク派によってガイア教団が乗っ取られ、反攻の機会をうかがっている。 何故か常に正座のまま浮いている。名前の元ネタは往年の有名アイドルユニットからか。 魔神ダグザ(CV 池田秀一) ケルト神話に登場するトゥアハ・デ・ダナーンの最高神。命を落とした主人公を自身の「神殺し」とした悪魔。 彼と主人公の出会いが『IV』と『IV FINAL』の世界を分ける、本作の最重要悪魔である。 実は前作『IV』にも名前だけ登場している。無限に食べ物が出るという「ダグザの大釜」を運ぶチャレンジクエストがある。 シャアボイスで人間の弱さについて色々語ってくれる。きついことを言いながらも、ちょくちょく主人公を気にかけるツンデレ気質。 ある意味、女神転生シリーズの中でも最上級の異端者(*13)。 魔神クリシュナ(CV 津田健次郎) 多神教の神々を率いて多神連合を結成した、リーダー的存在。人々の「救済」を掲げ、そのためにフリンを連れ去る。 物語開始時は神田の社に封印されていた(*14)が、オーディンに騙される形で主人公が封印を解く。 魔神ミロク菩薩(CV 鶏冠井美智子) 仏教において衆生を救済するという菩薩。多神連合のボス格の一人として、クリシュナ、オーディンとともに人々の救済をしようとする。 ガイア教団内にミロク派と呼ばれる派閥を築いており、ユリコ亡き後にガイア教団を掌握する。 宣伝用バナーにも用いられるほどにビジュアルのインパクトが大きく、その体型・顔立ちからプレイヤーからはマツコ菩薩やミロク・デラックスと呼ばれている。 仮にもガイア教団のトップに就いたことで、『真III』の「ミロク経典」との関連性を疑うプレイヤーが出てきている(*15)。 魔神オーディン(CV 宮内敦士) 北欧神話に登場する最高神。多神連合のボス格の一人。主人公とアサヒを使ってクリシュナの封印を解かせた。 クリシュナ、ミロクともに一神教勢力の打倒を目指す。シリーズ恒例の悪魔だが、ビジュアルは大きく変更されている。何というか、特撮番組に出てきそうである。 真面目な意味でもネタ的な意味でも、戦闘面、ストーリー上の行動、断末魔、バグなど様々な面で話題を持つ。 女神ダヌー(CV 伊藤美紀) 妖精の女王としてノゾミに力を与えている悪魔。ダグザの母親で、何かを企んでいるダグザを危惧する。 ノゾミ同様前作のチャレンジクエストに登場しているが、前作ではブラックマリアとなっていた。 評価点 前作からの改善点 上記の新要素・改善点も参照。前作で出た批判点などを取り入れうまく改善しており、プレイヤーからも概ね好評。 特にスキル適性はスキル継承の自由さと悪魔の個性を両立させたことで悪魔合体の幅も広がり、「今後のメガテンシリーズにも取り入れてほしい」という声が高い。 ダンジョンのギミック増加 「ただの通り道」と批判された前作のダンジョンから一新、ギミックも増えて頭を使う場面も多く登場。 旧作ほどではないが、前作よりも攻略しがいのあるダンジョンとなった(ただし最終ダンジョンを除く)。 手応えのあるボス達 前作のような全体万能魔法連打ではなくなり、それぞれ個性に見合った攻撃を仕掛けてくるように。 ほとんどのボスに弱点が追加されため、ボスに合わせた仲魔の構成を練る必要も出てきた。 さらに弱点をつかれると能力アップするスキルや弱点を変えてくるなどバリエーションも。 ラスボスはレベル99でも仲魔と戦略をしっかり練らないと苦戦するほどの強敵。 「絆」か「皆殺し」か、二つに一つのストーリー 前作と異なり今作では基本ニュートラルルートで進み、最終的に仲間と手を取るか、孤立するかというニュートラルの裏表を表現したストーリーとなっている。イメージとしては、前者が従来のライトルート、後者がダークルートに近い。 これまでのシリーズではあまり多人数で行動することはなかったが、本作では最大7人ものパートナーを連れて行動するため、普通にプレイすると絆ルート側に傾きやすいとされている。 誤解無きよう書いておくと、皆殺しルートはダークではあるがバッドではない。先導者であるダグザの言い分も理に適ったものである(感情面はさておき)。「殺伐とした『メガテン』がいい」という人や、『ペルソナ』『デビルサマナー』に近い、仲間との絆も楽しみたい人でも選んで進めるという形になっている。 また、皆殺しルートでは離別後にキャラ1人を「女神(パートナー、男性キャラでも)」として選択できる。要はヒロイン選択。いや、もはや主人公をアダムとみなした場合のイヴ選択である。 「(女性の場合)ルートに関係なく1人の女性を無二の伴侶として選択できる」というのは、基本的に相手がスタンスやルート固定か恋人とまではいかないで終わる女神転生シリーズとしては珍しい。ちなみに選択したキャラしかパートナーに出来なくなるので、実利でチョイスするのもあり。 もっとも、このパートナーは生前の意志に反してただ主人公に絶対服従するだけの存在であり、主人公から見ても新たな世界を生むための道具でしかなくなっている。 ちなみに今回の分岐は、これまでのシリーズと違いストーリー中の選択肢でルートが狭まらず、ある特定の一点の選択肢のみでルートが決定される。 ただしストーリー中の選択肢でいずれのルートが適するかの判定は積み重ねられている。 適性にそぐわないルートを選んだ場合、適性に合っている場合とは少しだけ展開が変わる。一見の価値はあるが、それぞれかなり厳しいペナルティも同時に課せられるので注意。 新規悪魔絵 前作『真IV』は様々なクリエイターによる作画だったが、今作はキャラクターデザインの土居政之氏が全て手がけており、前作の新規悪魔絵(ナパイア、ケンタウロスなど)も土居氏によってリファインされている。 中でも前作で「作品の雰囲気に合わない」と特に不評だったメデューサ、四大天使、ルシファーなどのボス悪魔にも手が入り、前作の原画が持つ独創性を残しつつ、タッチが統一され違和感が減るような良アレンジが施されている。 一方、前作の新規組の内、他デザイナーによる新規悪魔の大半はボス級を除き大幅にリストラされた。これについては後述。 DLC 今作も多数の有料DLCが登場するが、前作のような物語の補完ではなく、純粋な追加ストーリーや経験値稼ぎ用アイテム入手などのプレイサポートに役立つクエストがメインとなっているため買わなくとも大きな影響はない。 例えば経験値獲得のDLCであっても換金アイテムや香、APアップアイテムを落とす敵がたまに現れるようになっている。宝石は入手できるアイテムが強力すぎるためか該当DLCでしか登場しない。 物語の補完に相当するDLCは無料で入手できる。 解禁される悪魔もボス2体のみで、前回のように購入前提の難易度ではない。 ボス2体はそれぞれ強力な専用スキルや有用な特性を有し能力も高いがあくまであれば便利という程度。 悪魔合体ライトでしか素材に出来ないようになっており、専用スキルを引き継ぐことは不可能となった。ただし、超貴重スキル「破魔貫通」「呪殺貫通(*16)」は汎用スキルなので継承可能。 無料DLCでレベル999まで開放でき、そのためのエンドコンテンツDLCも用意されているのでかなりやり込める。 難易度はデフォルトで3段階だが無料DLCによって5段階まで拡張できる。特にDLCで解放される最高難易度「終末(*17)」はゲーム中でも「死のスリルを追求する人でも投げ出す」と説明されまた一旦選択すると他の難易度に戻せなくなるなど非常に緊張感と歯応えがある。 金剛神界で歴代主人公と共闘し、スティーブンと対決するというお祭り的なDLCも用意されている。 ちなみに各キャラのスタンスは、『真I』のザ・ヒーローは未定(*18)、『真II』のアレフはロウ、『真III』の人修羅はカオス(ルシファー)、『真IV』のフリンはニュートラルとなっている。各主人公の口調がどうなのかを知る貴重な機会でもある(ルートの影響も多分にあると思われるが)。 なお、スティーヴンは今回初めて全力を出してくれるらしい。 賛否両論点 デスペナルティなしの無限コンテニュー 生死を司る神、ダグザに取り憑かれたことで主人公がいくら死んでもマッカの消費や能力の減少などのペナルティなしで蘇生が可能。実質ゲームオーバー無しであり、難易度低下でカジュアル化している。 戦闘に入る直前まで戻してくれるので、戦闘中に使用したアイテムも消費無しで戻る。 ただし終盤は、敵の力でダグザの力が封印されることによってコンティニューができないというダンジョンも存在する。 新規悪魔の登場による前作までの悪魔のリストラ 今作は新悪魔、前作での新規悪魔絵も土居氏がリファインし、DLCも含めると14体の悪魔が新登場した。 前作で賛否両論あったデザインの悪魔もリファインされ、勢力ごとのボスである一部の悪魔達のデザインも改善(*19)されている。 その一方で土居氏以外のデザイナーが担当していた前作新規組、前作以前から登場してきた20体以上の悪魔がリストラされている。 4大天使やマサカド公は回想のみ(*20)。また前作で活躍した「必殺の霊的国防兵器」のうち5柱(*21)は登場すらしない。 前作、および今作のシナリオの都合上(*22)しかたがない事とはいえ、また彼らと共に戦ってみたかったというユーザーにとってはこのリストラは少なからずショックだった。 ラスボスへ挑む動機が絆ルートではやや薄い。 「敵を倒して平和になって、会ったことないけどとりあえず黒幕がいるらしいからそいつもついでに倒しに行こう」みたいなノリに感じられてしまう。 前作の世界やあるDLCをやるとラスボスに挑む理由が納得しやすいのだが、本作の絆ルートのみではやや描写に欠ける。 見方によってはとある人物に唆されただけのようにも見えてしまう。 周回要素の少なさ 2周目以降に解禁されるものが少ない。せいぜい数体の悪魔の解禁とクリア時の称号くらい。 とはいえ、前作では仲魔にならなかったハイエンド悪魔や便利悪魔のチロンヌプ、スタンスは過去に戻りつつもえらいかっこよくなった某悪魔など、見どころと言える悪魔ではある。 チャレンジクエストも前作より数が少なく、2周目以降に新規に与えられるものもないので「物足りない」という声が多い。 ただし前作では周回要素の多さから「一々周回するのが面倒」「クエストが多すぎてコンプできない」といった声もあったため、一長一短ではある。 過去作での主人公はパートナー(ヒロイン)がいたとしても基本的に孤高の存在であったが、今回ではパートナーとの友人めいた関係性、主人公の異性関係(特にアサヒ、トキの主人公を巡るいざこざなど)の描写は大幅に軟化しており、良くも悪くも『ペルソナ』っぽいとも言われている。 良い意味で捉えれば過去作との差別化としては成功と言えるが、『ペルソナ』シリーズとの作風の違いが感じられなくなっているとする意見も少なからず聞かれる。 一部悪魔の扱い 今作で重要な扱いをされた「シェーシャ」だが、「アナンタ」「ナーガラジャ」と同一視されている悪魔のため「アナンタ」「ナーガラジャ」が登場しない。 「シェーシャ」が本作では特別な悪魔である扱いであるが「アナンタ」「ナーガラジャ」と同一視されていることを知っているとやや格落ち感が否めない。 堕天使シェムハザはストーリーや主要人物にも絡む重要人物の扱いであるが、なぜか新規イラストが用意されず昔のイラストのままで登場という中途半端な扱い。 しかも、本作の戦闘の演出の仕様のせいで撃破すると尻から割れるためシリアスなストーリーなのに笑いを誘う。 クリシュナのキャラクターデザイン 主要キャラのクリシュナはジャケットにパンツスタイルという独特のスタイル。 見た目は悪くないのだが、敵の大幹部なのに「小柄な人」という印象。シナリオ上このジャケット姿で一般人に紛れるというのも無く、おなじ笛を吹くのであれば真Ⅰのヴィシュヌのデザインでも良かったのでは…?とも。 一般人に紛れて何かをする訳ではないが目線にたって会話をする事が多い、故の身長と割り切る事も出来るが他のリファイン・新規登場の第3勢力幹部が大柄デザインなので余計縮んでしまった印象がある。(*23) 貫通 過去にもあったが、今作ではスキル枠を1つ使って属性の耐性を無視してダメージを与えることができるようになる(「物理貫通」「火炎貫通」など)。 反射・無効・吸収すらも無視し、弱点だった場合は当然ダメージが増えるため、貫通を備えた属性攻撃は万能属性攻撃の上位互換であり、今作の終盤では万能属性魔法の影がやや薄め。 前作『真IV』では貫通スキルはDLC限定のうえ反射を無視できず、万能属性攻撃自体の性能も高かったため、やりこむと万能一辺倒になりがちであったことを省みた調整とも受け取れる(*24)。 ただし、好みの仲魔に持たせるためには魔人の育成やスキル変異を駆使するなどかなりの手間がかかるため、貫通持ちの仲魔を量産できるのは事実上クリア後のやり込みに限定され、バランスブレイカーとまでは言えない。 なんと今作では主人公が全属性を貫通させる「覚醒」を覚える。しかも、魔法四属性とかケチな話ではなく、物理・銃撃・破魔・呪殺も含めた全てである。ついでに全属性の威力アップ付き。 メガテン過去作の主人公は「バランス型」として仲魔の補助にまわることも多かったが、今作の主人公はスキル選択次第では相手を問わず通用する主戦力となれる。 パートナー達も多くのメンバーがそれぞれイベントで覚醒を習得できるが、ナバールとイザボーだけ(*25)はなぜか修得できない。そのため同2名は終盤火力不足と言われがちだが、実際はパートナーには火力よりサポートに期待する場面が多いためそこまで大きな問題とはされていない。 過去作にはない、好みの分かれるイベント演出 前作『真Ⅳ』でも「赤玉の正体」「天王洲のイベント」など生々しいホラーめいたシナリオが複数みられ賛否があったが、この傾向は今作も継続している。 カニバリズムを示唆するイベントや、直接的では無いが小説・映画「らせん」を彷彿させる「人間が悪魔を出産する」シーン、食い殺される仲間の父親…等、かなり踏み込んだホラー演出が散見される。 『真III』までも恐怖感の演出はあったが、基本的に退廃的でオカルトないわば「冷たい恐怖」のテイストが主体で、直接的は血生臭さはそこまで感じられない(*26)ようになっていた。前作の時点で散見された「生温かい恐怖」の演出は過去作とも『ペルソナ』とも雰囲気が異なり、意図的な差別化だったのかもしれないが好き嫌いはかなり分かれていた。今作でもそういった演出を前作と同様に採用しており、やはり賛否は分かれている。 あるイベントに露骨に性的な表現が存在する。 詳細はネタバレのため避けるが、女性キャラクターが肉欲を増幅させられ身悶えるというもの。しかもフルボイスである。 直接的な描写があるわけでもなくほんの数行分のボイスでの表現でしかないものの、当該キャラはまだ未成年の少女ということもあり、このシーンに眉をひそめるような声も一定数出ている。 ロウルート、カオスルートの分岐 『真・女神転生』シリーズのナンバリング作品のシナリオは、それまでの行動や選んだ選択肢の内容によって終盤に「ロウ」「ニュートラル」「カオス」の3ルートへと分岐し、それぞれ異なった結末が用意されるのが基本である(*27)。 基本的にはニュートラルルートが「真エンド」の位置づけだが、ロウルート、カオスルートも必ずしも単なるバッドエンドというわけではなく、様々な主義主張に沿って展開される尖ったシナリオ分岐は本シリーズの魅力の一つとなっている。 前作『真IV』もこれを踏襲しており、同作終盤で分岐した「ニュートラル」ルートからさらに分岐した先のアナザーストーリーが本作である、というのは先述の通り。 + ネタバレ 今作にも一応ロウルート、カオスルートが用意されているが、それらへの分岐は従来作とは異なり道中の行動に影響されない。ロウ、カオスの各陣営にそれぞれ力を貸すかどうかの直接の選択肢だけで決まる。 かつ、これらのルートは選択した時点で「主人公の選択した陣営がはびこり、人類が蹂躙される」というエンディングに直行するのみであり、実質バッドエンドに近くなってしまっている。一応スタッフロールが流れ周回プレイが可能となるれっきとしたエンディングではあるのだが、違和感があるという声も聞かれる。 一方、今作はそもそも大前提が「前作のニュートラルルートからの派生ストーリー」のため、ロウとカオスがオマケに近いものになるのは当然という見方もある。 ニュートラルルートについて ニュートラルルートは先述の通り終盤に「絆ルート」「皆殺しルート」の2通りに分岐する。 + ネタバレ このうち「絆ルート」はその名に違わず「パーティメンバーがそれぞれの葛藤を乗り越えて覚醒し真の力を手に入れ、絆を深めて強大な存在を打ち倒し、人間の力で世界を作り上げる」という展開である。 滅びかけの荒んだ東京が舞台である点は『真・女神転生』そのものだが、従来作に比べてわかりやすいハッピーエンドであり、パーティ内のやりとりなども含め『ペルソナ』シリーズや『デビルサマナー』シリーズに近い雰囲気があるのは否めない。 これらのシリーズからメガテン系統へ入った層には概ね好評だが、一部の『真・女神転生』シリーズ古参ファンからは違和感を覚えるという声もある。 一方で、『真III』における分岐の仕方や「グッドエンド」の展開が『真I』『真II』に比べかなり異質であったのに対し、「荒廃しきった世界を、天使も悪魔も当面再来しない今、これから人の手で創造していく」という「絆ルート」の結末はむしろ『真I』『真II』のニュートラルルートを正統に踏襲したものである、と評価する声も聞かれる。 「皆殺しルート」は「すべての敵も味方も殺害して、自らが頂点に立つというルートになっている。 こちらは主人公が悪辣と言っても過言ではない姿を見せ、かつての仲間たちを次々と葬り去る姿はまさに無慈悲の一言。最終的に「女神」と呼ばれるサポーターを作るため、意識を奪ったうえで仲間の一人を生き返すことが可能なのだが、この仲間が元の人格を戻すことはない。このように、絆ルートとは正反対の覇道を行くルートとなっている。仲間が少ない影響から難易度は絆ルートより高い。 このように、いずれのシナリオに対しても賛否が大きく分かれるものとなっている。逆に言えば、好みのルートを選べばいいという話にもなるが。 問題点 バグの多さ プレイヤー側に有利になるものから、フリーズや進行不能といった困った事態を引き起こすものに至るまで種々雑多なバグが多数見られる。偶然の産物から再現性の高いものまで、一々上げるとキリがないほど多い。 特に周回時にすれちがい用の悪魔を設定していると起こる「転生バグ」は、発生すると新規データを作るしかなくなるほどに致命的。 いくつかのバグは更新データ(パッチ)の配布で修正されたが、それでもフリーズなどは時折起こるとの報告がある。中には新たに再現性の高いフリーズバグができたという報告もある。 また、パッチを当てるとメニューを開くレスポンスが若干悪くなっている。 消化しきれなかったアキラ関連の謎 今作では東のミカド国を建国したアキュラ王にスポットを当てられている。 悪魔討伐隊員アキラがどのようにしてアキュラ王になったのかという経緯は描かれるものの、前作で語られていたアキラが天井を目指す原因になった姉の存在や、ナラクにミノタウロスを置いて行き来を妨げた理由は不明のままになっている。 また、前作で異世界に消えたと思われる「フリンに選ばれなかった方のヨナタンorワルター」の所在は完全に不明のままである。ついでにタヤマも。 トラップボール ダンジョンを歩いていると不意に「トラップボール」に捕まってしまう。アタックを繰り返すことで抜け出すことができるが、失敗するとどこかへ飛ばされる。ランダムに現れる上に見た目ではわからず、かなり鬱陶しい。 拘束を解くには何度も攻撃しなければならず、解いた後も主人公がガッツポーズを取るため、再び動けるようになるまでかなり長く時間を取られる。 前作の似たような罠では拘束中に敵に襲われることもあったが、本作では何故か近辺の敵シンボルも傍観するだけ。つまり不意に襲われることもなく、ただただダンジョン攻略のテンポを悪くする純粋なお邪魔要素となっている。 一応、脱出時にはメインパートナーが褒めて(*28)くれるのでその反応を楽しめるという要素はある。 一部イベントでは引っかからないと先に進めないため、出現を抑えたり無効化するアプリなどは用意されていない。 同様のテンポを悪くするオジャマ要素としては真Ⅱの「地震」があり、そちらはしっかりと本編シナリオに絡み、(ルートにより)最終的に原因の悪魔と戦う等、トラップボールよりもはるかにマシなものではあったがそれでも大不評であった。アトラスにその時の教訓は無かった様だ。 パートナーの性能差 回復役のアサヒ、状態異常が強力なノゾミ、状態異常防止のハレルヤ、万能なイザボーが場面を選ばず使いやすい。 ハレルヤは後半に魔法攻撃もするようになるので若干使い勝手が悪くなるが、そこまで重大な問題ではないので使っていける。 トキも即死攻撃はボスには効かないが雑魚戦では非常に有効、ナバールも火力不足だが初見の敵の弱点探しに使えるうえ、補助の有用性は言わずもがな。 性能差というよりも、ガストン一人がパートナーの中でぶっちぎりで扱いづらいのが難点。 ガストンはこちらのターンにプレスターンを消費して勝手に割り込んで攻撃するという困った欠点を持つ。割り込まれる回数もまちまちで、その確率も高め。しかも、攻撃を外すとさらにアイコンが減る。 中には2ターンで8回分の行動を丸々割り込まれて何もできずに全滅したなんて報告もちらほら。 おまけに同じく割り込みを行うトキはアイコンを消費しない。暗殺者と目立ちたがりの違いだろうか。 キャラの性格付けとしての意味があるが、問題は彼が自身の振る舞いを反省して成長した後もこの欠点が治らない点。おかげでメインパートナーにするとアイコンをガンガン消費されて運ゲーになってしまうため、縛りプレイ御用達という、散々な言われ方をしている。 一応ガストンにも今作の目玉ボス・シェーシャに有効な武器持ちという見せ場はあるのが救いかもしれない。シェーシャ戦では彼を入れておくとダメージ効率がアップする。 最終ダンジョン それまでのダンジョンと違い、ワープを多用した異様に長いダンジョンになっている。初見だと3~4時間はかかる。 しかも登場する敵悪魔は会話で仲魔にできないため、ダンジョンに入ってからの補強は難しく、逃げるか倒すかしかないのでダレやすい。経験値は多いが、主人公はあっさりレベル99になるが仲魔のレベルが上がるには少ないという微妙な量。 景色も代り映えせず、その広さに対して楽しめるようなギミックや仕掛けはほとんどない。どこまでも同じような道が続くため非常に迷いやすく、ぼんやりとした単調なBGMも相まってプレイしていて疲れやすい。「最大の敵は眠気だ」とも言われている。 このぼんやりBGMは真Ⅱの大ボス戦闘曲のアレンジだが、原曲は4大天使やルシファー、ラスボス等との緊張感を演出した名曲であったのに台無しすぎる。 更新データにより「中間ワープ地点」が追加され、多少攻略しやすくなったが長さは変わらない。 実はこれでも3分の1ほどマップを削ったらしく、当初はこれの1.5倍の広さだったとか。 しかも、所々にパラメータが一定値以上ないと通れない扉があるのだが、求められる値が結構高い。 装備品の補正値も込みなのである程度緩和できるが、育成の自由度を下げてしまっていることは事実である。 ストーリー上このようなダンジョンにする必然性もなく、このダンジョンに関する好意的な感想は皆無と言ってよい。 総評 前作の批評を受け止め、改善がうまくいき前作の悪評を完全に払拭出来たと言える。 システムやバランスはうまくまとまっており、「今作のシステムで作りなおした前作を遊びたい」との声もあるほど。 売上はそこまで高くないものの、難易度や雰囲気、ハード面など『メガテン』シリーズ初心者にもおすすめできる作品になっている。 余談 DLCを入れない状態での難易度選択は「対立」「戦争」「大戦」の3段階となっている。 それぞれイージー・ノーマル・ハードに相当するが、対立は「シリーズ初心者が難しく感じる」と、戦争は「真・女神転生経験者が難しく感じる」と、大戦に至っては「死のスリルを追究する方が難しく感じる」と、全難易度で「難しい」と書かれており話題になった。 ファンとスタッフに愛されてきたマーラ様が、とうとうフルボイスとなった。だからと言って何の自重もありはしない。それどころか、「精子」とか言い出した(*29)。 発表当初から「マニアクスではない」「完全版ではない」と宣伝していた。アトラスは『メガテン』シリーズのみならずタイトルを付け加えた完全版を出すことが多かったので誤解を受けやすいと自覚していたからだと思われる。 それでも「『FINAL』というサブタイトルではわかりにくい」という声があったからなのか(*30)、海外版では「Apocalypse (黙示録)」というタイトルになった。 また発表当時、「『FINAL』ということは『メガテン』シリーズが終了してしまうのでは?」という不安もファンの間であった様子。 2018年4月19日には前作とセットのパック版『真・女神転生IV 真・女神転生IV FINAL ダブルヒーローパック』が発売した。 発売前から塩田信之氏によるコラム「塩田信之の真4Fと神話世界への旅」が定期的に連載され、それらをまとめた公式設定資料集「真・女神転生IV FINAL 公式設定資料集+神話世界への旅」が6月30日に発売された。 その後の展開 2021年11月11日にシリーズナンバリング最新作『真・女神転生V』がSwitchで発売された。 舞台は現代の東京。都内に住む少年が突如として異世界に迷い込み、そこで出会った謎の男と共に異世界に蔓延る悪魔と戦う。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/10514.html
今日 - 合計 - タグ RPG 真・女神転生デビルチルドレン 闇の書の攻略ページ 基本情報 ストーリー 攻略情報 Tips プチ情報 関連動画 参考文献、参考サイト 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] 開発 マルチメディア インテリジェンス トランスファー 販売 アトラス ハード ゲームボーイアドバンス 発売日 2002年11月15日 価格 4,800円(税別) ジャンル RPG プレイ人数 1人 セーブデータ 有り 公式情報 https //web.archive.org/web/20131024130606/http //www.atlusnet.jp/catalog_nw/d1_det_96.html 『女神転生シリーズ』から派生した作品。 対になる内容の『真・女神転生デビルチルドレン 光の書』と同時発売された。 ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2022年07月22日 (金) 09時00分10秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/tradingfigure/pages/32.html
女神転生 悪魔召喚録 ‐第一集‐ 2005年4月発売 525円 発売元 株式会社 壽屋 ラインナップ 名前 原型製作 備考 ジャックランタン&ジャックフロスト 白髭 創 ロキ 小林 真(Long Long) パズス 小林 真(Long Long) メアリ 小林 真(Long Long) ネコマタ 白髭 創 ルシファー 岩倉 圭二 平 将門 岩倉 圭二 Secret その他 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/629.html
真・女神転生 STRANGE JOURNEY アトラス 2009.10.8 DS 女神転生シリーズの一つ。3DダンジョンRPG 21世紀初頭に南極に突如として出現した、全ての物質を飲み込み広がる「シュバルツバース」を調査して行きます さ行 ニンテンドウDS 女神転生シリーズ 続・気になるゲーム PR 真・女神転生 STRANGE JOURNEY 公式パーフェクトガイド
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/454.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間: 終了時間: 参加人数: 発売元 アトラス 発売日 1994/01/28 価格 9,800円 容量 12Mbit その他 スーファミマウス対応 女神転生のSRPG版。 仲魔システム、悪魔合体などの要素は健在。 今作から仲魔も経験を積みレベルアップさせることが可能になった。 また、主人公の行動次第でエンディングが変化する。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/852.html
真・女神転生 デビルチルドレン 闇の書 part62-107~113 107 :真・女神転生デビルチルドレン 闇の書:2012/07/29(日) 20 23 41.46 ID ADPmirXv0 先日予約した GBA「真・女神転生デビルチルドレン 闇の書」 を投下 まずは登場人物&舞台の簡単な説明。 <登場人物> アキラ(名前変更可能) 原宿小学校に通う6年生。闇の書の主人公。 ジン 原宿小学校に通う6年生。対になる「光の書」の主人公。 レナ 原宿小学校に通う6年生。アキラやジンの幼馴染。3人で「不思議クラブ」と言う部活をやっている。 亜美(ゲーム中表記は「アミ」) アキラのクラスに転校してきた女の子。苗字は「カシハラ」(漢字は不明) ゲイル(名前変更可能) アキラのパートナー。ヘイロンと言うドラゴンみたいなデビル。闇属性。 <地名> 地上(原宿) アキラ達人間が住む世界。 魔界 大魔王ルシファーが治めるデビルの世界。 ヴァルハラ 時空を越えた場所に存在する世界。人間とデビルが共存している。 108 :真・女神転生デビルチルドレン 闇の書:2012/07/29(日) 20 25 18.13 ID ADPmirXv0 場所は魔界ダークパレス。 魔王ルシファーが部下のフォロウから「時のユガミ」について報告を受けている。 この「時のユガミ」が消えないとこの世界の時の流れが止まり、世界が滅びるらしい。 魔界に伝わる伝説として「時のユガミと共に世界を救おうとする子供達が現れるだろう」と言うものがあるそうだが・・・ 場所は変わり、いきなり「ノルン」と名乗る女神が現れる。 名前を聞かれ(ここで主人公の名前を入力、ここでは「アキラ」にしたことにする)、答えるとノルンの後ろの扉から転生の旅が始まる・・・ またまた場所は変わり、200X年の10月、東京原宿小学校6年生の教室。 転校生が紹介されている。名は「カシハラ アミ」 授業が終了し、廊下に出るとジンとレナがアキラを待っていた。 どうやらレナが「デビル図鑑」とやらを図書室で発見したらしい。しかもデビルを呼び出す契約の言葉まで書いてあるんだとか。 デビルが大好きなジンは早速呼び出そうぜ!と張り切っているが、そこに亜美が現れ話に入ってくる。 何故デビルを呼び出そうとするのか?と問う亜美に「自分達は不思議クラブだから」と説得するレナ。 少し考えた後、亜美も同行することに。 図書室に行くと、「デビル図鑑が無い!」と騒いでいるジンやレナ。 司書のお姉さんが「見慣れない本だから」と回収していたのを受け取ると、ジンとアキラは契約の呪文を唱えようと意気揚々。 それを見た亜美が「本当にデビルを呼び出すつもりなの?」「デビルを呼び出すには特別な力が必要なのよ」など意味深な発言。 そんな亜美を尻目に、アキラとジンは呪文を唱えだす。 ケヤガ・カ・リカヒ レフ・アチミ・ミヤ イニシエの ケイヤクにしたがい 姿を あらわせ ・・・コーーーーール! 109 :真・女神転生デビルチルドレン 闇の書:2012/07/29(日) 20 27 43.64 ID ADPmirXv0 すると本当にデビル・ガーゴイルが現れてしまう。 「ヴァルハラ」と言う場所から来たというガーゴイルを見てデビル好きのジンは大興奮。 このガーゴイルはヴァルハラを支配しようとする帝国軍のデビルで、ヴァルハラから姿を消した亜美を探してやってきたらしい。 レナは果敢(無謀?)にもガーゴイルに突っかかり、案の定捕まる。 すると亜美がデビライザーとヴェネコンアキラとジンに渡す。 渡されたデビライザーをガーゴイルに向けると、デビライザーから激しい光と共に1体のデビルが現れる。 そのデビルはアキラのことを「デビルチルドレン」と呼んだ。 デビルの名は「ゲイル」(変更可能)。アキラのパートナーとなるデビルである。 戦闘の末、ガーゴイルを撃退することに成功する。 ガーゴイルは「この世界に未来はない!時のユガミに閉じ込められた世界は滅ぶしかないのだからな」と言い残して姿を消す。 図書室を飛び出した亜美を追って学校の下駄箱の近くに行くと、中央に謎の渦。これがガーゴイルの言っていた「時のユガミ」らしい。 触ればどんなものか分かるだろう、と4人で時のユガミに触れる。 ・・・と、下駄箱から少し離れたところに戻っている。ユガミに触れたことで時間が戻ったらしい。 亜美は自分が「ヴァルハラ」と言う異世界から来たことを告げると、時間が無いからヴァルハラへのゲートがある屋上の小部屋に来てくれと言い走り去ってしまう。 後を追うアキラだが、2階に上がった時にデビル・ピクシーに行く手を阻まれる。 どうにか退けたものの、今の戦闘の間にヴァルハラへのゲートは閉じ、お前はこの世界に取り残されたんだと告げられる。 確かめるためにも屋上の小部屋に入るが、そこには何も無い。 迷子にでもなったような顔(ゲイル談)をしているアキラはとりあえず小部屋を出ようとする・・・ とその時、突如魔界ゲートとフォロウが現れる。 フォロウはルシファーの命令で時のユガミが現れた地上(アキラ達の世界)の様子を探りに着たらしい。 時のユガミは魔界にも現れ始めている、とフォロウ。 とにかく時のユガミをどうにかする方法をフォロウに問うと、 大魔王ルシファーなら時のユガミのことや、時のユガミ消す方法を知っているとのこと。 魔界に行けばルシファーに会えるらしいので、フォロウが開いた魔界ゲートから魔界へ向かうことに。 110 :真・女神転生デビルチルドレン 闇の書:2012/07/29(日) 20 29 50.25 ID ADPmirXv0 辿り着いたのは風の魔界。ここから南に行けばルシファーの居るセントラルランドに辿り着けるらしいのだが、 セントラルランドに繋がる「風の門」にも時のユガミが。 そこにフォロウが現れ、風の魔界の王、テュポンならどうにかできるかもしれないと言うのでテュポンが居ると言う「突風の祠」へ。 ちょっとした手違いからテュポンと戦闘することになるが、戦いが終わるとこちらの事情を聞いて「突風の風車」を渡してくれる。 これを使えば時のユガミを「吹き飛ばして移動させる」ことはできる。ユガミを消すわけではない。 急いで風の門へ戻るアキラの前に森の女神・カイポラが現れ、何かあったら力を貸すと言われる。 突風の風車を使い、風の門のユガミを移動させることに成功したアキラは無事にセントラルランドに辿り着く。 やっとの思いでダークパレスに到着し大魔王ルシファーに会うと、ルシファーは「光の御子」と「闇の貴公子」の話を始める。 この2人がヴァルハラをつくり、そしてそのヴァルハラが時のユガミと関係しているそうな。 時のユガミを消すために必要な「時の鎖」についても話してくれたルシファーはアキラにデビライザーのパワーアップ版「キングライザー」を渡し、 時の女神達の待つオルゴールルームへの道を開いてくれる。 オルゴールルームでアキラは時の女神・ウルド、ヴェルザンディ、スクルドから光の御子と闇の貴公子が残した時の鎖を受け取る。 しかし、時の鎖を使って時のユガミを消すだけでは事態は解決しない。 やはりヴァルハラに行ってみるしかないようだ。 セントラルランドから西にある氷の魔界にヴァルハラへと繋がるゲートがあるらしいので、氷の魔界を目指すことに。 すると、前からレナが見知らぬ少年と一緒に現れた。 少年の名は「シュン」ヴァルハラ出身のデビルチルドレンで、帝国軍と戦う反乱軍のメンバーだそうだ。 2人はルシファーに話を聞くために魔界にやってきたらしい。ヴァルハラでジンや亜美とも一緒に居たそうで、色々教えてくれる。 時の鎖を手に入れたことを報告したりして、2人とはお別れ。 氷の魔界の王であるキングフロストに会うため氷の神殿へ向かう道中、 キングフロストがヴァルハラからやってきたデビルに捕まったとの情報を得る。 神殿ではヴァルハラ帝国軍の1人、ハボリムが待ち構えていた。 ハボリムを撃退すると、ゲイルがランクアップ(この時の対応によって魔法型かパワー型に分岐) キングフロストの話では地下からヴァルハラのデビルが現れたらしい。 つまりヴァルハラへのゲートはそこにあるはず。 神殿の中を進んでいくと思ったとおり、ヴァルハラへのゲートが。 そこにシュンとレナが現れ、ヴァルハラを救うには「光と闇の力」が必要と教えてくれる。 111 :真・女神転生デビルチルドレン 闇の書:2012/07/29(日) 20 31 16.44 ID ADPmirXv0 そのままヴァルハラへのゲートに入ると、そこは「時の塔」と言う場所にある「時の最果て」に繋がっていた。 時の最果ては様々な時間に通じる扉がある狭間の空間。 最果てを出るとレナはハイドラと言う町に来て欲しいと告げて去っていってしまう。 塔を出て道なりに進んでいくと、ハーミットと言う町に到着。 そこで反乱軍のジュディとミノタウルスのブルに会い、やはりハイドラに来て欲しいと言われる。 辿り着いたハイドラの町。 情報を得るために入った酒場に居た反乱軍のメンバー、ナオミから亜美の所在を聞き、 会いに行くと何とレナが帝国軍に捕まり、助けに行ったジンも行方不明になってしまったとの知らせが! アキラは反乱軍が掘り進めていた鉱山から帝国軍の収容所、「炎の煉獄」に2人を助けに行くことに。 アキラが煉獄に辿り着くと、待ち構えていた帝国軍の将軍・クロセルと戦闘に。 この戦闘に勝利するとゲイルがランクアップ(この時の対応で魔法型、万能型、パワー型に分岐) 煉獄の中を探し回ってみたものの、ジンもレナも見当たらない。無事脱出したのだろうか。 報告のためにハイドラの町に戻ると、町は帝国軍に占領されていた。 ナオミから皆は反乱軍のアジトに居ると言う情報を得、急いで後を追うことに。 アジトで亜美に再会するも、レナは帝国軍に捕まったままらしい・・・ 今のままでは帝国軍皇帝に勝てない、ヴァルハラを救う「光と闇の力」を探すためにもアキラは時の塔から1度地上(原宿)へ戻ることに。 小学校の下駄箱に出現していたユガミを消して学校の外に出ると、校庭に見知らぬおじいさんの姿が。 おじいさんは「未来の原宿を救ってくれ」と言っているが・・・? 時の最果てに入ると、今まで入れなかった扉が通れるようになっていた。 早速中へ入ってみると、何と崩壊した未来の原宿に繋がっていた。 崩壊原宿を彷徨うアキラの前に、デビル・アグニが現れる。 アグニを倒すと、アグニは「この世界に緑を取り戻して欲しい」と言って消滅。 現代で木を植えれば、未来を変えられるかも知れない!ってことで現代の原宿に戻り、町を歩いていると 何とここにも帝国軍のデビルが。ケンヌンノスと名乗るデビルを倒すと、時のユガミは皇帝が作り出していること、レナが皇帝によって処刑されたことを聞かされる。 ケンヌンノスが居た場所の向こうは公園。そこに木を植えている少女が。 彼女に話しかけると、風の魔界で会った森の女神・カイポラが現れ、この木を立派に育ててくれることに。 早速時の最果てから未来の原宿へ行くと、そこは緑溢れる豊かな世界になっていた。 現代で植えた木の傍に居たカイポラに話を聞くと、今のアキラにならルシファーも力を貸してくれるはずだと言うことで、 魔界に戻ってルシファーの元へ。 ルシファーはルシファーに宛てた手紙を持ってきたものだけに伝えられることがある、その手紙はアキラが持ってくる、と予言めいたことを告げる。 時間を越えた場所にその手紙はあるらしいのだが・・・? 112 :真・女神転生デビルチルドレン 闇の書:2012/07/29(日) 20 34 20.95 ID ADPmirXv0 時間を越える場所、と言えば時の最果て。 また通れなかった扉が通れるようになっているので入ってみるとそこは過去の闇の神殿。 神殿の奥でルシファーがヴァルハラを創るために旅立とうとしている闇の貴公子と何か話していた。 2人が去った後、神殿にある宝箱を開けるとそこには闇の貴公子からの手紙と「時の鍵」が入っていた。 今まで時のユガミを消すために使っていた時の鎖は1度使うと無くなってしまったのだが、 時の鍵は何度でも使える上、時の鎖では消すことの出来なかった大きなユガミも消すことが出来る。 だが、ユガミをいくら消しても意味は無い。やはり帝国軍をどうにかしなければ。 時の最果てに戻ると、そこにはシュンの姿が。 皇帝を倒すためには光と闇の力が必要。 しかし反乱軍は壊滅し、亜美までも帝国軍によって処刑されてしまったと聞かされる。 自分達の負けだと嘆くシュンに喝を入れ、レナや亜美のためにも皇帝を倒す力を得るためルシファーの元へ急ぐ。 過去の世界で手に入れた手紙をルシファーに渡すと、アキラこそ闇の力を受け継ぐに相応しいことを認めてくれる。 そして闇の力がある闇の神殿への道を教えてくれる。 闇の神殿で宝箱を開けると、そこには闇の貴公子からのメッセージと「血脈の証」が入っていた。 光の御子と闇の貴公子は自分達が創ったヴァルハラが原因で今回の事件が起こることを知っていたのだ。 そこへ帝国軍の将軍・ビフロンスが現れ戦闘に。 ビフロンスを倒すと、血脈の証が輝きだしその力がゲイルに宿りゲイルが最終形態へ(この時の対応によって魔法型・魔法寄り万能型・パワー寄り万能型・パワー型に分岐) 闇の力を手に入れたことをルシファーに報告すると、ジンがヴァルハラのエリュシオンと言う町に居ることを教えてくれる。 エリュシオンの中央の塔の中で、同じように光の力を手に入れたジンと再会。 皇帝を倒すと言う約束を確認した2人はアヴァロンと言う町の先にある皇帝の居城、ティルナノーグへ向かう。 ティルナノーグの皇帝の部屋の目前でジンと合流。 光属性の兄と闇属性の弟、2人の皇帝に対してアキラとジンはそれぞれ自分の力を反対の力を持つ皇帝と戦うことに。 苦戦の末皇帝を倒した2人だが、皇帝達はそれぞれ「光の狭間」「闇の狭間」に逃げてしまう。 アキラとジンはそれぞれ後を追い、アキラは光の狭間の最奥に辿り着く。 そこにはこの世界が生まれた時に生まれた魔物、「セイファート」が眠っていた。 セイファートは皇帝を取り込むと、ヴァルハラを創った力が自分を生み出したこと、時間と空間が生み出す全てを破壊することが望みであること、自分が全ての黒幕であったことをアキラに話し始める。 世界の運命を任されたデビルチルドレンとして、アキラはセイファートと戦い、勝利する。 すると闇の貴公子に連れられて、エリュシオンの塔の内部のような場所へ。 光の御子と闇の貴公子はレナと亜美を蘇らせた上、1つ願いを叶えてくれると言う。 「新たな転生を」→パートナーが初期ランクに戻った状態でストーリーを1からやり直せる。 つまりパートナーの違うランクアップ姿を見ることができる。アキラのレベルや仲魔はそのままなのでクリア自体は凄く簡単。 「更なる冒険を」→クリア後専用ダンジョンへ行けるようになる。 「しばしの休息を」→選んだこと無いから分からない・・・ ちなみに「新たな転生を」は1回しか選べないので結局パートナーの全ての形態を見ることはできない。 Q.前作のキャラクターは出ないの? A.前作の主人公である刹那や未来、将来達はストーリー上には出てこないけどゲーム内での対戦ゲーム施設(バトルネット)で戦える。 Q.光の御子と闇の貴公子ってなんだったの? A.未来が見えたり色々凄い人間だったっぽい。 ジンは光の御子、アキラは闇の貴公子の生まれ変わり。 OPのノルンのシーンで転生したってこと。 上記のバトルネットではっきり生まれ変わりだと明言されている。 113 :真・女神転生デビルチルドレン 闇の書:2012/07/29(日) 20 37 03.95 ID ADPmirXv0 以上で終わり。 部屋の掃除してたらソフトと攻略本が出てきて懐かしくなったから書いてみた 他のシリーズも持ってたはずだから、見つけてプレイしたらまた書きに来るかもしれん すっごくあっさり流されてるし描写もないけどヒロインが2人とも処刑されるとか流石アトラス
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/846.html
真・女神転生if...ハザマ編 要約スレ1-984~985・987~988 984名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/04/18(火) 18 26 12 ID pnledeqI ifは、携帯アプリでハザマ編があるけど、やれないんだよなぁ 真・女神転生シリーズは、さりげなくパラレル要素入ってるんだよな ペルソナシリーズにifの学校が出たり、ICBM発射阻止のニュースがあったり 985名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/04/18(火) 18 33 43 ID l2YadCD1 ハザマ編の台詞全公開してるサイトあるからそこで我慢だ 987名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/04/18(火) 19 23 30 ID 7v+mySMT 985 そのサイト教えて下さい 988名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/04/18(火) 20 07 26 ID l2YadCD1 987 ほらよ ttp //chris2second.web.fc2.com/
https://w.atwiki.jp/kwskp4/pages/428.html
神話 スリランカの神話に伝わる巨象の怪物。 釈迦の解脱を阻みに訪れた魔王マーラが騎乗していたとされる。 身の丈は山を思わせるほど巨大で、邪眼を持ち、それに見据えられた者には病と禍が降り注ぐという。 スリランカに登場する悪神は、主としてインド神話における諸神格を貶めた姿であることが多く、ギリメカラはインド神話の雷神インドラの騎乗する白象・アイラーヴァタを貶めたものと言われている。 非公式 メガテン・ペルソナシリーズの常連悪魔であり、初出はファミコン版「女神転生2」。 この頃からランダと共に「物理攻撃(主に剣による攻撃)を反射する」という特異な防御相性が付加されており、ただただ作業的に剣を振るい続けてきた多くのプレイヤーを自滅に追いやってきた。 しかしながら、日本人にはあまり馴染まない発音のせいか名前を間違えられることが多く、本Wikiにおいても長い間「ギリカメラ」と記述されていた。 まあ、アトラスですら初出の「女神転生2」では「ギリメカテ」と誤植していたのだから、致し方ないところか。 能力 初期Lv48 チャージ(初期) 剛殺斬(初期) ポイズンミスト(初期) マハムドオン(50) ベノンザッパー(51) テトラジャ(52) 光からの大生還(53) 物理反射(56) 物理反射 光、闇弱点
https://w.atwiki.jp/tradingfigure/pages/33.html
女神転生 悪魔召喚録 ‐第二集‐ 2005年9月発売 525円 発売元 株式会社 壽屋 ラインナップ 名前 原型製作 備考 ミカエル 岩倉 圭二 クーフー・リン 小林 真(Long Long) ベルゼブブ 岩倉 圭二 ガネーシャ 岩倉 圭二 リリム 白髭 創 ヴァルナ 小林 真(Long Long) ザントマン 白髭 創 Secret その他 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/217.html
真・女神転生III NOCTURNE 機種:PS2,PS4,NS 作曲者:目黒将司、土屋憲一、田崎寿子 発売元:ATLUS 発売日:2003年2月20日 概要 前作IIから実に9年ぶりのナンバリングタイトル。 IIIとタイトルにあるが、『真・女神転生』、『真・女神転生II』との直接的な関係はない。 主人公=悪魔という設定はシリーズ初の試みであり、今作のテーマは混沌からの創造である。 後に追加要素のある『真・女神転生III NOCTURNE マニアクス』が発売された。 2020年にはPS4とSwitchでリマスター版が発売。 『マニアクス』の内容も含まれているほか、より初心者向けの難易度「MERCIFUL」が新たに追加。 リマスター版のサントラも発売されており、オリジナルサントラに未収録だった楽曲も収録されている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc1 タイトルループ1 目黒将司 タイトルデモ1 アトラス155位オープニング165位 タイトルループ2 目黒将司 タイトルデモ2 第6回618位第7回667位第8回884位第14回578位第15回719位アトラス5位オープニング10位第2回オープニング133位 啓示 目黒将司 オープニング:名前入力 大マップ~現実世界~ 目黒将司 大マップ(受胎前) 新宿衛生病院 目黒将司 新宿衛生病院内 アトラス155位ダンジョン327位ピアノ241位 ヒカワ 目黒将司 氷川のテーマ 東京受胎 目黒将司 東京受胎ムービーBGM アトラス213位 通常戦闘 目黒将司 通常戦闘BGM(*1) 第3回348位第4回427位第6回407位第7回331位第8回505位第16回912位アトラス4位RPGバトル194位PS2 61位通常戦闘曲122位 神秘 目黒将司 先生イベント等 強制戦闘 目黒将司 強制戦闘BGM アトラス114位 大マップ 目黒将司 大マップ(受胎後) シブヤ 目黒将司 シブヤ内 回復の泉 田崎寿子 ヒールスポットBGM 町曲188位 邪教の館 土屋憲一 邪教の館BGM(通常時) アトラス213位 チアキ 目黒将司 千晶のテーマ 通常戦闘~街~ 目黒将司 街内での戦闘BGM(*2) アトラス50位 ギンザ 目黒将司 ギンザ内(*3) 通常戦闘~アマラ経絡~ 土屋憲一 アマラ経絡での戦闘BGM(*4) 第3回488位アトラス50位RPGバトル331位PS2 121位通常戦闘曲111位 じゅえりーRAG 田崎寿子 じゅえりーRAG イケブクロ 目黒将司 イケブクロ内 おどけ 目黒将司 ギャグ系イベント等 マントラ軍 目黒将司 マントラ軍本営内 ボス戦闘 目黒将司 ボス戦BGM アトラス62位 マスラ 目黒将司 邪教の館~呪縛~ 土屋憲一 邪教の館BGM(呪い時) アトラス213位 ヨスガ 目黒将司 ヨスガエンディング Disc2 通常戦闘~大マップ~ 目黒将司 大マップでの戦闘BGM(*5) 第4回427位アトラス213位 カブキチョウ 目黒将司 カブキチョウ捕囚所内 救出 目黒将司 ジャンクショップ 田崎寿子 ジャンクショップ内 パズル少年 土屋憲一 パズルゲーム時BGM(*6) ヒジリ 目黒将司 聖のテーマ 邪教の館~煌天~ 土屋憲一 邪教の館BGM(満月時) イサム 目黒将司 勇のテーマ ムスビ 目黒将司 ムスビエンディング アトラス213位 先生との再会 目黒将司 先生との再会イベント マネカタ 目黒将司 アラディア神降臨 目黒将司 アラディアイベント ボス登場 目黒将司 ボス戦前の掛け合い時 コトワリボス戦闘 目黒将司 コトワリボス戦BGM 第5回496位アトラス32位 ゲームオーバー 土屋憲一 ゲームオーバー(*7) シジマ 目黒将司 シジマエンディング 大マップ~ラストエリア~ 目黒将司 大マップ(ラストダンジョン付近) アトラス21位フィールド87位 カグヅチ塔 目黒将司 カグヅチ塔BGM ヤヒロノヒモロギ 目黒将司 ラストボス変形前戦闘 目黒将司 カグヅチ戦BGM① アトラス213位 ラストボス変形後戦闘 目黒将司 カグヅチ戦BGM② アトラス213位ラストバトル348位 再生 目黒将司 先生エンディング アトラス213位 スタッフロール 目黒将司 エンディングテーマ 第3回568位第4回247位第5回721位第8回618位アトラス1位エンディング19位夜303位 「サウンドコレクション」Disc5収録 アマラ転輪鼓 目黒将司 ターミナル(*8) 誰もいないロビー 目黒将司 ビジョン 目黒将司 禍なる魂 目黒将司 新たな悪魔を創りたる 目黒将司 アマラ経絡 目黒将司 ニヒロ機構 目黒将司 カブキチョウ捕囚所 目黒将司 カブキチョウのあいつ 目黒将司 悪魔合体 目黒将司 アサクサのヒジリ 目黒将司 マネカタの面汚し 目黒将司 塔の上 目黒将司 イケブクロの静寂 目黒将司 ヨヨギ公園 目黒将司 ギリメカラ 目黒将司 アマラ神殿 目黒将司 磔 目黒将司 漂流神 目黒将司 ミフナシロ 目黒将司 うたかたのゆめ 目黒将司 魔なる神 目黒将司 私の神と氷の魔王 目黒将司 源、伸ばせし塔 目黒将司 アメ・ツチ・ヨミ 目黒将司 刻を待つ者 目黒将司 レベルアップ 目黒将司 サントラ未収録曲 邪教の館(真I) (*9) 邪教の館(真II) (*10) サウンドトラック 真・女神転生III-NOCTURNEオリジナル・サウンドトラック 真・女神転生III NOCTURNE サウンドコレクション リマスター版のサントラ。